2026/06/02 10:47
イタリア中部、アドリア海に面したモリーゼ州の「モリザーノ」と呼ばれるフランス由来の品種です。
マイエッラ山脈に囲まれた土地で、アドリア海から入る風が換気をして湿度を下げ、山から吹き下ろす冷たい風が寒暖差を生み出す、にんにくの生育に適した土地です。
白く丸っとした外見が特徴で、香りと味はマイルドです。
イタリアといえば「ペペロンチーノ」に代表されるように、にんにくをきかせた料理のイメージを持たれがちですが、中部以南などではこのモリザーノのようにえぐみや辛みが少なくマイルドな品種が好まれる傾向があり、包丁の腹で潰して風味だけを油に移したりして、あくまで素材の味わいを引き出す役割が多いようです。
